潔し
私が一貫して作品に込めるテーマにしているのが覚悟や潔さである。
綺麗、とか、美しい、とかそれだけならば誰にでも描けるでしょ?
だから道を己で選び取る、後悔をも受け入れる覚悟を持っている、
そういう気持ちを持ってを作品を描くことを心がけている。
美しさよりもっと強い、ある時には恐ろしいほどの衝動を込めたいと思っている。
私は入れ墨の作品なども好んで描く。それはきっと強い覚悟を感じるから。
じゃあ自分自身はというと
刺青にたいしての覚悟を必要としなくなったらいれてもいいかしら、と思う。
そこに私の覚悟は必要ないから。違うトコで使っておきたいの。
天の邪鬼なんである。
私自身覚悟とか潔さを現実に切迫するほど試されるシーンというのは最近では少ない。
そういうギリギリの所に来たときに譲れない物が自分の本質を表すのだと思っている。
覚悟とは日常の中で積み上げていく物のようでもある。
生きていると人と関わる。
自分だけで生きているなら覚悟なんていらない。
覚悟とは自分が人に対してどれだけ責任をとれるかを決めることなのかもしれない。
潔さはあきらめる一歩手前でそれを受け入れる強さのような感じがする。
気になったから辞書を引いてみた。
以下エキサイト辞書より引用
覚悟※※※※※※※
(1)危険な状態や好ましくない結果を予想し、それに対応できるよう心構えをすること。?
「決死の?」「危険は?の上だ」「?はできている」
(2)〔仏〕 悟りを開くこと。
(3)知ること。?
「郎従小庭に伺候の由、全く?仕らず/平家 1」
(4)覚えること。?
「本歌を?す/徒然 238」
(5)観念すること。あきらめること。?
「がつきめ、御意ぢや?せい/狂言・武悪」
??の前?
前もって十分に覚悟していること。覚悟の上。?
「これらはもとより?にて侍れば/平治(上・古活字本)」
覚悟とは?
多くを知り、覚え、悟りを開き自分という物に観念する。
自分なりにそんな感じに受け取ってみた。
心地よい観念をしたいものです。
覚悟はいきなりできるものではないんだ。
日々澱のごとく溜まった自分自身に対して
日常潔く過ごせているかしら。













